スーパーヒーロープロジェクト ©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

 

—— 生島さんの得意な家事を教えてください。

 

生島さん 

苦手なのは絶対的に掃除です。小さい頃から「片付けなさい!」と母に怒られていました。母は料理好きなので、その影響で僕も料理が好きです。凝ったものは作れないけれど、自分の食べたいものは作れます。CHANTO WEBさんで紹介しているレシピもよく見ます。にんじんとちくわのやつとか。

 

—— 梅きんぴら! あれ、おいしいですよね。

 

生島さん 

美味しそうだなと思ってチェックしました。晩酌をするので、ちょっとしたおつまみをパパッと作れるのが理想です。カレーと焼売はレシピなしでも作れます。

 

—— 手作り焼売ですか?

 

生島さん 

冷凍焼売のCMで小栗旬さんがおいしそうに食べているのを見て「食べたい!」と思ったのがきっかけです。餃子は特集もたくさんあるけれど、焼売はあまり見かけないな。作ってみようかなくらいの気持ちで。初めてでもおいしくできたので、それからは定番ですね。餃子よりも焼売のほうが作る機会は多いです。お肉の焼売です。具材も多くいらないし、蒸すのも手間には感じません。

 

CHANTO WEBには「パパッと作れるものがあってうれしい!」とのこと!

 

—— お腹が空いてきました(笑)。今度は作品について伺います。そら役の番家天嵩くんとの共演はいかがですか?

 

生島さん 

彼は天才的な子役です。僕のことを「父上〜」と呼んでくっついてくるんです。撮影が終わると「父上、一緒に着替えに行こう!」って手を引っ張っていく。なので、着替えまで一緒です。自然と愛が溢れてきちゃいます。本当はこちらがいろいろとサポートしなくちゃいけないのに、存在だけでだいぶ助けてもらっています。頼れる子役さんです。天真爛漫だし、なによりあのいがぐり坊主頭がかわいいですよね。

 

—— 父性が芽生えたりしましたか?

 

生島さん 

芽生えました。「もし、自分に子どもが生まれたら」という想像をするようになりました。いろいろ調べていますよ。私立に行くとこれくらいお金がかかるとか、習い事の種類などまでチェックしています。僕は私立の学校に通っていたのですが、改めて父に感謝する機会にもなりました。今、一番想像しているのは「もし、娘が生まれたら……」です。

 

—— どうなりそうですか?

 

生島さん 

僕は男二人兄弟なので、家族に女性は母しかいませんでした。男子校に通っていたので、女性との関わりはちょっと苦手なほうなんです。娘が生まれたら、自由にさせてあげたいと思う反面、悪い男にひっかからないように(笑)、門限を決めないといけないなと思ったり。厳しくしすぎたら、嫌われちゃうかなとか、いつになったら口を聞いてくれなくなるのかなとか、ネガティブなことばかり考えてしまいます。

 

—— 楽しい妄想はないですか?

 

生島さん 

習い事はバレエとかピアノがいいなとか考えます。英語に関しては父が大学から留学していたこともあり、僕もしっかり英語教育を受けてきました。最近は学校でも英語教育のレベルが高くなっていると聞きますし、小さい頃から外国の友達に合わせて外国語に慣れるのもありだなとか、妄想します。小さい頃の妄想は楽しいですよね。年頃になることを想像すると、ネガティブになりがちです。今は撮影での擬似体験で、いざ子どもを持ったときにしっかり対応できるように精神的な幅を広げる訓練をしている、そんな気分です。