イクメンライダー役についてたっぷりと語ってくれた生島さん

 

12月18日(金)より公開となる『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』。令和仮面ライダー2代目「仮面ライダーセイバー」が早くも劇場版として登場します。

 

CHANTO WEBでは、テレビシリーズ初のイクメンライダー(尾上亮/仮面ライダーバスター)役の生島勇輝さんにインタビュー。「仮面ライダー」の思い出や作品の見どころ、作品に参加したことで芽生えた結婚観や子育てへの思い、さらにご両親の子育ての思い出についてもたっぷりと語っていただきました。実は生島さん、CHANTO WEBのあのレシピにも注目しているようです!

 

—— 生島さんの「仮面ライダー」との出会いはいつごろですか?

 

生島さん 

僕が3、4歳の時にやっていた「仮面ライダーBLACK RX」です。黒と緑の子ども用バイクを買ってもらって乗っていたのを覚えています。フィギュアよりも「自分が仮面ライダーになる!」ほうに夢中でした。6つ上のいとこがよく一緒に遊んでくれて、一緒に仮面ライダーごっこをしていました。いつも悪役をやってくれる優しいお兄ちゃんでした。 毎回、気持ちよく倒していましたね(笑)、うまいことやられてくれるので。小学生になったころにはドラゴンボールごっこにハマって。そのときも悪役をやってくれて、うまく勝たせてくれました。子どもの頃の遊びの思い出は、いとこのお兄ちゃんとの戦いごっこですね。自分がやりたいヒーロー役をできたし、勝たせてもらえたので、いい子ども時代でした。

 

—— 甘やかしてくれたお兄ちゃんだったのですね。

 

生島さん 

ありがたいです。ストレートに育てていただきました(笑)

 

スーパーヒーロープロジェクト ©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

 

—— 今回はテレビシリーズ初のイクメンライダーです。放送前からかなり話題になっていましたが、オファーがあったときはどのように受け止めましたか?

 

生島さん 

コロナ禍で、ストップしていた仕事が徐々に再開になるかな、ようやく人にも会えるかなという時期に、マネージャーから電話で「仮面ライダー決まりました」と連絡がありました。 僕は36歳なので「仮面ライダー」に出演するなら悪役とか、ゲスト出演みたいな感じかなと思っていました。俳優人生において、すでに仮面ライダーになることは選択肢から消えていましたから。なので「仮面ライダーです。変身もします」と聞いたときには、どう受け止めたらいいのかわからなくなるくらいびっくりしました。イクメンライダーと聞いて、仮面ライダーも時代に合わせて変わっていくんだなと受け止めました。

 

スーパーヒーロープロジェクト ©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

 

—— 生島さんが“イクメン”と聞いて思い浮かぶイメージを教えてください。

 

生島さん 

僕自身、まだ結婚もしていなくて子どももいないのですが、今の時代、少なからずイクメンでいなくちゃいけないとは思っています。周りを見ていても、共働きや外に出て何かしらの活動をしている人がほとんどです。親の時代のように、専業主婦というのは少ない気がしています。我が家は母が専業主婦です。だけど、母がごはんを作ったら父(=フリーアナウンサーの生島ヒロシさん)や僕が皿を洗うのがルールでした。

—— いわゆる専業主婦のイメージとは違いますね。

 

生島さん 

手が空いている人がやる感じでしたね。料理をうまく作れないからせめて洗い物なのかなと思って見ていました。今は実家を出ていますが、たまに帰ってごはんを食べたら、食器を洗ったり、ゴミを出したりしています。父と一緒にゴミ捨てに行くということもしばしばありますよ。