思春期の子には本や動画を活用!?

児童期(6~11歳ごろ)では、性を“いやらしいもの”と考えず素直に学んでくれるため、体や妊娠の仕組みについて「正しい知識」を与えるチャンス。突然子どもが“性”に関するストレートな質問をしてきても、適当にごまかさないでまずは受け止めることが大切なのだとか。「今答えをもっていないから、ちゃんと調べてからお話しするね」と応じることが重要です。一度にすべてに答える必要はないそう。

 

なかでも一番大変なのが、思春期(12~18歳ごろ)の性教育。反抗期に突入してしまうと、じっくり「性の話」をする機会も減ってしまいます。

 

そんな時は性教育に関する“本”をこっそり置いたり、信頼できる“性教育の動画”を使うのが効果的。また埼玉医科大学の高橋幸子さんは、性教育サイト「命育(めいいく)」やスマホの無料アプリ「Sex&Life」を紹介していました。子どもがなかなか会話をしてくれない時期でも、ちょっとした工夫で“性教育”に繋げられるのかもしれません。