「持ちもののルール」を作らない理由は?

先ほどの動画で「子どもをルールで縛らない」と答えた吉川さん。以前彼女がInstagramに投稿した写真では、ルールで縛らないことについて、実際に経験したエピソードが綴られていました。

 

彼女のお子さんが通っているスクールでは、定期的に先生と親たちで話し合いがおこなわれるそう。そこで議題にあがったのは「子どもたちの持ちもの」についてで、あるママが“子どもの持ちもののルールを決めてほしい”と意見を述べました。

 

ところが先生は、“持ちものに対してルールは決めたくない。自分はクラスの子どもたちを信頼していて、もし問題が起きたときはその都度みんなできちんと話し合う。ルールで縛ったら、自分も信頼されなくなる”と回答。先生の考え方に、吉川さんは「本当に感動的だった」と振り返っています。

 

子どもをルールで縛らないことは、簡単そうで意外と難しいもの。子どもとの信頼関係を大切にしながら育児ができるといいですね。

 

参考記事:

子どもをルールで縛ると、ルール無しでは生きられなくなる!?

「自分の当たり前を、他人に教えるのは難しい」

 

文/長谷部ひとみ