脚本は「逃げ恥」「MIU404」の野木亜紀子
脚本を手掛けたのはドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』や『アンナチュラル』、『MIU404』の野木亜紀子。どんなジャンルを手掛けても、観る人を物語の中にぐいぐい引き込むパワーはさすが! のひとことです。
テーマは昭和の未解決事件、ジャンルは社会派サスペンスですが、阿久津、そして曽根をはじめ、それぞれのキャラクターとその人生にまつわる物語、ヒューマンドラマな部分も色濃く描かれています。
なぜ、子どもの声がテープに使われたのか。テープに使われた子どもの人生はどうなったのか。親として、大人として、子どもの未来に対する責任について、深く考えさせられます。
文/タナカシノブ