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子育てにおいて、夫婦の考えや価値観の違いが発生するのはよくあること。映画『望み』では、すれ違い対立しながらも、突然失踪した息子の帰りを待ち続ける夫婦の姿が描かれます。
映画『望み』
堤真一×石田ゆり子が夫婦役に
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建築家の石川一登(堤真一)と自宅で校正の仕事をする妻の貴代美(石田ゆり子)。建築家として理想の家を建て、サッカーをしている高校生の息子・規士(岡田健史)と高校受験を控えた娘(清原果耶)と幸せな生活を送っていた家族に、ある変化が訪れます。
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怪我をしてサッカー部を辞めてしまった規士は、夜に外出するようになり、顔にアザを作って帰ってくることも。理由を聞いても話す様子を見せず、親子喧嘩も増えるように。ある日、一登が規士の部屋でナイフを発見し没収した直後、外出した規士はそのまま帰らず。そのうち帰ってくるだろうと待ち続けた家族のもとに訪れた刑事により、規士がある殺人事件に関係している可能性があることを告げられます。
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果たして息子は犯人なのか、被害者なのか……。父親、母親、それぞれの気持ちが揺れ動き、家族そして周囲の人々との絆にも影響を及ぼします。