©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2021」が2年ぶりにオンラインにて開催され、「アニメ『鬼滅の刃』ステージ」に、竈門炭治郎役の花江夏樹さん、竈門禰豆子役の鬼頭明里さん、我妻善逸役の下野紘さん、嘴平伊之助役の松岡禎丞さん、煉獄杏寿郎役の日野聡さん、宇髄天元役の小西克幸さんが出演。ロングラン上映が続くアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』でのアフレコの裏話や、TV放送が待ち遠しい『「鬼滅の刃」遊郭編』への期待などを熱く語りました。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
伊之助の泣きのシーンで感動した下野さんは……
公開から約半年。大ヒット中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、6月16日にBlu-ray&DVDが発売予定です。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を振り返り、花江さんは、炭治郎が家族を想う気持ちに「グッとくる」とし、「すごく尊敬できる男だと思います」と魅力を語っていました。
下野さんは「劇場版は、さまざまなポイントで感動し、心を動かされる名シーンが多いです」と前置きし、伊之助の泣きのシーンで「松岡くんの演技がすごすぎて、アフレコのときと、映画館で観たときと2回泣きました」と告白。アフレコ後と映画館での観賞後の2回、松岡さんに「よかったよ!」とメールしたことを明かし、「言葉とは裏腹な伊之助の気持ちがすごく伝わってきて本当によかったです」と絶賛していました。
叫ぶシーンが特に多かった松岡さんは、朝から晩まで叫び続けるため、喉の調子を心配しながらも「ここで喉が終わってしまっても俺は構わない!という気持ちで臨みました」と覚悟と気合のアフレコ現場だったことを明かしていました。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
6月16日(水)Blu-ray&DVD発売
配給:東宝・アニプレックス
“うまい!”のさじ加減をとことん研究した日野さん
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
自宅でのアフレコ準備について日野さんは「(大事なセリフのひとつ) “うまい、うまい”をたくさん練習しました。(回数を重ねることで)“うまい”のさじ加減を研究する感じです」と調整方法を披露。下野さんは「高い声は裏声になってもいいという気持ちでやっています。徐々に声を大きくしながら、ここまではいけそうだなというのを試していきます。たまに窓を開けたまま練習してしまい、慌てることがあります(笑)」と失敗談も明かしていました。
「現場で他のキャストの熱量や芝居を受けながら、叫びの演技を調整していくことが多いです」という松岡さんの言葉に、下野さんも「流れや空気感は現場でみんなと一緒にやらないとわからないので、練習しすぎないのもポイントです」と説明していました。
『「鬼滅の刃」遊郭編』のアフレコ現場は大声合戦?!
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『「鬼滅の刃」遊郭編』から本格参戦となる小西さん。「アフレコ現場の熱量がすごいのは、参加してすぐ感じました。 “大きい声大会”のような状況です(笑)。人の生き死にや、キャラクターそれぞれの想いを丁寧に描いているから、熱量も高くなるし、魂のぶつかり合いを感じますし、とにかくアフレコがすごく楽しいです」と満面の笑みを浮かべていました。
下野さんは「キャラクターによって叫びの種類が違うのですが、小西さんが演じる宇髄は善逸に近いものを感じます。なので、僕の中では“いいシンクロ具合!”と思いながらアフレコしています」とうれしそうに語っていました。
最後の挨拶で日野さんは「劇場版はまもなく終着駅に着くというところです。(煉獄さんの)アツい魂は炭治郎たちに引き継がれ、そして、今度は宇髄天元が派手に導いてくれると思うので、遊郭編もぜひ、期待してください!」とコメント。小西さんは「脈々と受け継がれる魂を燃やして、がんばっていきたいと思っています」気合十分。
花江さんは「煉獄さんから受け継いだ想いを胸に、心を燃やしてがんばっていきます。よりパワーアップしたものをお届けできると思っています。僕も『鬼滅の刃』が大好きなので、放送が楽しみです」とキャスト、そしていちファンとしての鬼滅愛を見せていました。