子どもに「出ていけ!」はNG!?

「仲間外れにされた子ども」について様々な声が寄せられましたが、そもそもなぜ“仲間外れ”が起きてしまうののでしょうか。以前放送された『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)では、疲労評論家の梶本修身先生が「親の叱り方」を原因のひとつとして挙げていました。

 

子どもの叱り方は日本とアメリカでだいぶ違いがあるようで、アメリカの場合は「言うことを聞けないなら家から出るな!」と“本人の自由を奪うこと”を罰にして叱るそうです。

 

一方、日本人の親は「言うことを聞けないなら出ていけ!」という真逆の叱り方。この言い方は“コミュニティから外されること”への恐怖心を植えつけてしまい、結果として孤立を恐れやすい人間に変わってしまいます。

 

そのトラウマが原因となり、日本人が誰かをいじめる際は「仲間外れ」を選択する傾向にあるのだとか。世の中から仲間外れを減らすためには、まず“親の叱り方”を変えるべきなのかもしれません。

 

わが子が人間関係で悲しい思いをしないよう、親は全力でサポートしていきたいですね。

 

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文/牧野聡子