子どもには学校で様々な知識を養ってもらいたいものですが、教師1人では限界が…。そこで、最近、学校の教師に対して、より専門的な知識を提供する企業が登場。子どもたちのことを考えた企業の取り組みをさっそく見ていきましょう。
中学校で「熱中症」をテーマにした授業が!
以前放送された『Live News α』(フジテレビ系)では、“企業と学校の新たな関係”を特集。とある中学校でおこなわれた授業を取り上げていました。
教師である岡本和隆先生は「熱中症」をテーマに、原因や症状、予防法などを生徒たちにわかりやすく説明。プロジェクターに映し出された動画やデータを元に授業を進めていましたが、実は今回の知識や情報を提供・監修したのはイオン飲料で知られる「大塚製薬」でした。
岡本先生は、「僕たちも(新しいことを)自分で調べるというのは(時間的)限界があるので、今日の(授業の)クオリティーを独自で考えたらできないと思う」とコメント。企業の持つ知識を教育に役立てることで、普段学校では教えられない情報も子どもたちに提供できるのかもしれません。