個室型のスクリーンを備える映画館も登場!

ドライブインシアターが好評のため、もしかすると今後は映画鑑賞方法の新しいムーブメントになるかもしれません。実は現在では主流となっているMOVIXやTOHOシネマズなどの「シネマコンプレックス」も、30年ほど前から存在する新しい映画館のカタチでした。

 

映画館はもともと、1館にスクリーンが1つしかなかったそう。1950年代に映画館は全盛期を迎えましたが、皇太子ご成婚や東京五輪などを経て家庭にテレビが普及。そして家庭で手軽にテレビの視聴できることにより、映画観客動員数は急降下してしまいます。

 

そして迎えた1993年、同じ施設に複数のスクリーンを持つ映画館「シネマコンプレックス」が誕生。2000年代に入ると、映画館のうちシネコンが占める割合も増えていきました。最近でも4D上映やカップルシート、個室型のスクリーンなどと映画館は絶えず進化しているようです。

 

時代に合わせてカタチを変え続ける映画館。ドライブインシアターだけでなく、様々な鑑賞方法で映画を楽しんでいきたいですね。

 

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文/牧野聡子