腸・乳び槽への刺激で便秘解消&下半身やせ

腸の働きが悪くなると、便秘になるだけでなく、血流が低下して脂肪をためやすくなります。刺激で腸の運動を後押ししてあげましょう。

 

また、おへそのあたりにある乳び槽は、左の上半身と左右の下半身のリンパが集まる下半身やせの要です。下半身の老廃物をためないためにもしっかりほぐしましょう。内臓が近いので気持ち悪くならない程度の強さに加減してくださいね。

 

STEP1:腸の曲がり角ほぐし

 

 

あお向けになり、両手の親指以外の指先で大腸の曲がり角の4か所をほぐします。角は便がたまりやすいので、腸の形を意識しながら刺激しましょう。1か所につき10秒ずつ行います。

 

STEP2:時計回りに腸ほぐし

体勢はそのままで、おへそを中心に時計回りで10周、こぶしで円を描くようにほぐします。しっかり圧がかかるように片方の手を押さえると効果的。

 

STEP3:恥骨流し

その後、親指以外の指で恥骨からおへその下に向かって10回強く押し上げるように流します。ゴロゴロとお腹が鳴ったら、腸が動き出して効果が出ているサインです。

 

血液とリンパ液のポンプ役であるふくらはぎと、排出や下半身やせの要である腸・乳び槽は、脂肪ほぐしの中でも特に重要な場所。やせやすい体をつくるためには、できるだけ毎日行うことをおすすめします。次回からは、部位別の脂肪ほぐしについて紹介していきます。

 

<特集TOPに戻る

 

監修/千波 取材・構成/大浦綾子 イラスト/いしかわひろこ