—— 山路さんに伺います。今回、おしりダンディのバディとして活躍するパンタンちゃん。小林さんが史上最強にかわいい声で演じたパンタンちゃんはいかがでしたか?
山路さん
ストレートなお芝居で、驚くくらいにすっと入ってくるので、とてもやりやすかったです。いつもは大人の女性とのシーンが多いダンディなので、こどもと一緒というのは想像つかなかったのですが、なんか、妙に女性らしさを感じるキャラクターでした。見た目はこどもだけど、ちゃんと一人の女性なんだという印象があって、不思議な関係性が出来上がったのだと思います。と同時に、「娘ってこういう感じなのかな」とも思いました。
小林さん
ダンディさんの声を隣で聞きながら、パンタンは多分、おしりダンディのことが好きなんだろうなと思ってお芝居をしていました。でもその“好き”というのがどういう好きなのかは解き明かしきれない気がします。
山路さん
そうだよね。
小林さん
すごく不思議な関係というのがぴったりな表現かなと思います。
山路さん
不思議な色合いだったよね、別れ際とか。こういう年代が出せる独特の雰囲気なのかなとも思いました。
—— 三瓶さんに伺います。おしりたんていとおしりダンディ。父と息子のコンビネーションも見どころのひとつです。父上との共演はいかがでしたか?
三瓶さん
改めて考えると“父上”ってすごい呼び方だなと。うちもそう呼ばせようかなって思ったり(笑)。本当に不思議な世界観で、二人の距離も独特で不思議な親子関係ですよね。今回は、おしりたんていが幼少期の二人のシーンも見どころですね。
山路さん
そうそう。今回幼少期のシーンがあるんだよね。
三瓶さん
ビジュアルとしては二人のシーンだけど、ここはおしりダンディの言葉をしっかり聞いてほしいシーンですね。
山路さん
おしりダンディが若かった!
三瓶さん
おしりダンディは若いときからずっとダンディだったということがわかりました(笑)。不思議な距離感がある二人だけど、再会すれば多くを語るわけでもなく目と目で会話して作戦とか立てられる。一瞬で息が合うなんて、さすが親子の絆だなと思うと同時に、やっぱり相変わらず不思議な親子だなって思いました。
山路さん
今回は顔をくっつけてごにょごにょ内緒話をしてるシーンがあるよね。
三瓶さん
あのシーン大好きです!
山路さん
よりそう様子がいいよね(笑)