質問をしないせいで大問題に発展!?
自分で調べずに質問する人は職場でも見られるようで、「少し考えればわかることまで聞かれると、全然自分の作業が捗らない…」「前に教えた内容はメモを見返してほしいのに、毎回質問されるのでウンザリしてる」などの声が。質問を受けている間は他の業務がストップしてしまうため、迷惑に感じる人も少なくないようです。
一方で、「質問はなるべくしない」という人もちらほら。理由を見ていくと、「上司や先輩から“こんなこともわからないの?”と思わるのが嫌で、基本的にネットで検索したり自分なりに考えたりします」「自分で調べて解決する方がスキルアップに繋がるし、相手の貴重な時間を割いてしまうのが心苦しい」といった声があげられていました。
“しっかり自分自身で調べる行為”は一見良い風潮のようにも思えますが、場合によっては問題に発生するパターンも。「ネットの情報を元に仕事を進めていたら、その情報が間違っていて後から大問題に…。上司から『どうして質問しなかったんだ!』とこっぴどく叱られました」「『誰かに聞くほどのものではない』と自己完結させていた業務が、実は“質問をしなければいけない内容”で大きいミスに繋がったことがある」などのエピソードが寄せられているため、仕事において質問の有無を決める際には注意が必要です。
なるべく相手の負担にならないような質問を心掛けていきたいものですね。
関連記事:「それいくらした?」誰も得をしない不用意な質問の結末
文/内田裕子