「春水堂(チュンスイタン)」といえば、台湾のタピオカミルクティー発祥のお店です。そんな同店が6月19日に渋谷駅直結の渋谷マークシティ内に新店をオープンしました。「春水堂 渋谷マークシティ店」では、ここでしか味合えないティーカクテルや、台湾小皿料理が楽しめます。春水堂のタピオカ以外の魅力をご紹介しましょう。

 

お茶×アルコールの新提案が登場

春水堂では、認定を受けた「お茶マイスター」が無添加、香料不使用の茶葉から丁寧に作られたお茶を提供しています。そんなお茶とお酒を組み合わせた「ティーカクテル」が味わえるのは渋谷マークシティ店だけ。

 

▲左から「鉄観音スパークリング」(500円)、「ジャスミンモヒート」(550円)、「タピオカカルーアミルクティー」(550円)、「紅茶梅酒」(550円)、「ジャスミンスパークリング」(500円)。ディナーのみ販売

 

今回は「鉄観音スパークリング」をいただきましたが、焙煎による芳ばしさのある鉄観音とスパークリングワインの組み合わせは、すっきりした味わいです。喉の乾きを潤してくれるのはもちろん、食事との相性もバッチリ。

 

お茶を使ったノンアルコールカクテル2種もあるので、お酒が飲めない人も楽しめます。なかなかこういったノンアルカクテルは見かけないですし、みんなで楽しめるのがいいですね。

 

▲左から「ヴァージンジャスミン」(500円)、「ヴァージン鉄観音」(500円)。こちらもディナーのみ販売となっている

 

ティーカクテル1種と前菜3種盛りのセット(1000円)もあるので、少しママ友とおしゃべりして帰りたいときに立ち寄るのにも良さそうです。

 

渋谷店限定の台湾小皿料理も充実

春水堂ではこれまでも本場台湾の味が楽しめる料理が提供されていましたが、渋谷マークシティ店では限定メニューが充実しています。これまでのグランドメニューとは異なり、小皿で提供されるので、いろんな味を同時に楽しめるのが魅力。

 

▲小皿料理はいずれも300~750円前後。2~3人でシェアすればいろんな料理が食べられる

 

台湾料理といえば、八角などの香辛料とともに甘辛く煮込んだ豚の角煮をごはんにトッピングした「ルーローハン」が有名。もちろん春水堂でも「魯肉飯」(600円)がありますが、さらに春水堂オリジナルの日本限定メニューとして、「鶏肉飯(ジーローハン)」(600円)も食べられるんです。台湾醤油ベースのタレを蒸し鶏にまぶしたこの料理は現地での定番料理。まさかこんなところで出会えるとは思いませんでした!

 

▲シンプルな料理だが、日本でこのメニューを出している店は珍しい

 

また、タピオカ粉を使ってサクサクに揚げたチキンに、ガーリック風味の特性パウダーをかけた「カリカリ黄金チキン」(650円)は、ティーカクテルとの相性も抜群。タピオカ粉を使うというのも斬新ですね。

 

▲スイートチリソースを付けて食べると、甘辛さが加わってクセになる

 

ほかにも、台湾の春水堂の朝食メニューで人気の高い「バータークリームトースト」と「ピーナッツクリームトースト」(各450円)も登場。筆者が試食したバタークリームトーストは、ココナッツ風味のバタークリームを塗って焼いたトーストで、シンプルなのですがお茶によく合うスイーツに仕上がっていました。

 

▲台湾の春水堂での人気メニューが日本で食べられるのがうれしい。ほかにも、台湾式クレープの「蛋餅(ダンビン)」などのパンメニューが揃う

 

台湾フードを手軽を手軽に楽しめる「春水堂 渋谷マークシティ店」は、タピオカ好きだけでなく、台湾グルメ好きにもおすすめです。ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

 

店名:春水堂  渋谷マークシティ店

住所:東京都渋谷区道玄坂1-12-3 渋谷マークシティ4階 ショッピング&レストランアベニュー

営業時間:11:00~23:00(LOドリンク22:30/フード22:00、ディナータイム16:00~)

定休日:施設に準ずる

https://www.chunshuitang.jp

 

撮影・文/今西絢美