会議や打ち合わせなどで企業を訪問した際、受付表の記入を求められることは少なくありません。しかし、自分の名前や訪問先の情報など、意外と手書きでの記入は面倒なもの。最近では、クラウドを利用した受付サービスが浸透しはじめているようです。

iPadとQRコードで“アポ”がスムーズに！

株式会社acro-oneが5月から開始した「アポ楽」は、iPadとQRコードを活用する受付クラウドサービス。iPadにアプリを登録してアカウントを作れば、すぐにサービスが始められます。

 

まずは「アポ楽」のWEBサイトからQRコードを発行し、面会予定のゲストにメールで送ります。QRコードを受け取ったゲストは、会社の受付に設置されたiPadにコードをスマートフォン上に表示してかざすだけ。すると、メールやSMSが自動で担当者を呼び出してくれる、という仕組みです。

 

受付に設置する企業側はアプリが必要ですが、訪問する人はアプリの登録などをおこなう必要はありません。煩わしかった手書きでの受付票や、内線電話での担当者呼び出しなどが一気に省略できますね。

 

企業側にとってのさらなるメリットが、「アポ楽」を利用するにあたって特別な工事がいらないこと。たった１つのiPadで完結するため、ローコストですぐにでも始められます。不特定多数の人がペンや受話器、タッチパネルなどに触れる必要がなくなるので、衛生面でも安心ですね。