スムーズにシフトを組むための工夫
シフト担当者には従業員の不満が集中しやすいものですが、なかには「いちいち聞いてたらキリがない。どうしても休みたいって言うなら本人に代わりを探してもらえばいいんだよ」と強気のアドバイスをする人も。調整が難航した場合は、従業員同士で話し合うようにすれば納得してもらいやすいかもしれません。
また、シフト調節を担当者一人に任せきりにしないことで、スムーズに決まるように工夫している職場もあるようです。例えば、「次のシフト表を全員が見られる場所に貼り出して希望休を書いてもらってる。この方法にしてから休みを取りすぎる人が減った」「最初からみんなで考えてシフト表を作れば、決まったあとに文句が出ない」といった方法が挙げられていました。
さらに、長年シフト編成業務を担当してきたという人たちからは、「連休前を早番にしたり休み明けを遅番にするとけっこう感謝される」「あらかじめ本人や子どもの誕生日を聞いて、可能なら希望がなくても休みにしてます」といった声が。ここまでの気づかいができれば、従業員のモチベーションも高くなりそうですね。