「自分ががんばらなきゃ」という責任感が強い人は、「人に頼る」ことが上手ではない人が多いもの。でも、もう少し「人に頼る」ことを自分自身に許してみませんか?  あなたが余裕を持つことは、自分ばかりか周りをも幸せにする効果があるのです。働くママが「頼り上手」になるべき理由とその方法を、心理カウンセラーがアドバイスします。

頼り上手な人」ってどんな人?

 

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いつも周りから助けられている「頼り上手な人」を見ると、ついうらやましくなってしまいますよね。 頼り上手な人の特徴としては、下記の2つが挙げられます。

 

1.自分の気持ちを素直に伝える

人に頼ることができない人は、まず「お願いする」ことが苦手。人に頼るくらいなら「無理してでも自分でやってしまおう」という人も多いのではないでしょうか? それに対し頼り上手な人は「どうしてもできなくて助けてほしいんだけど」「手一杯なので少しお願いしたいんだけど」と、何かをお願いするときも、正直に自分の気持ちや状況を伝えています。 自分のキャパシティを超えていると感じたら、素直に自分の気持ちを伝えてみましょう。

 

2.必ず「お礼」をする 

頼り上手な人は、してもらったことに対して「お返しやお礼」を、きちんとしていることが多いと思います。 それは物に限りません。何かしてもらったときは「とても助かったよ。ありがとう!」などと、必ず感謝の言葉を述べています。 過度にお返しをするのは相手の負担になってしまうこともありますが、「お礼の言葉」だけはきちんとするようにしましょう。