初級編よりも少し難易度をあげたクイズを10問用意しました。親子で協力しながらぜひ挑戦してみてください!
【問題1】日本で一番東にある駅は次のうちどこにあるでしょうか?
A:北海道 B:千葉県 C:和歌山県 D:沖縄県
【答え】A:北海道
【解説文】日本で一番東にある駅は北海道にあるJR根室本線「東根室駅」です。ちょうど、根室駅のお隣にあたります。ここで国内最北端、最西端、最南端の駅もチェックしましょう。
【問題2】ケーブルカーを除き、日本で一番短い鉄道会社は次のうちどこにあるでしょうか?
A:宮城県 B:千葉県 C:和歌山県 D:長崎県
【答え】B:千葉県
【解説文】ケーブルカーを除き、日本で一番短い鉄道会社は千葉県にある芝山鉄道です。芝山鉄道は東成田駅と芝山千代田駅間(2.2キロ)を結ぶ鉄道会社です。東成田駅から京成電鉄に乗り入れます。
【問題3】寝台列車「サンライズエクスプレス出雲・瀬戸」は東京と出雲市(出雲)、高松(瀬戸)を結んでいます。東京駅を出発するときは「出雲」と「瀬戸」はいっしょですが、とある駅で「出雲」と「瀬戸」が分かれます。次のうちどの駅で分かれるでしょうか?
A:京都駅 B:大阪駅 C:岡山駅 D:倉敷駅
【答え】C:岡山駅
【解説文】「サンライズ出雲・瀬戸」は岡山駅で分割・併合作業を行います。「サンライズ出雲」以前に運行されていた寝台列車「出雲」は京都駅から山陰本線に入っていました。「サンライズ出雲」は電車なので、山陰本線の非電化区間は走れません。
問題4:新幹線の線路の幅(はば)は何ミリですか?
A:1067mm B:1372mm C:1435mm D:1520mm
【答え】C:1435mm
【解説文】新幹線の線路幅は1435mmです。実は新幹線の線路幅は京成電鉄、京浜急行電鉄、阪急電鉄、阪神電気鉄道と同じで、他にも1435mmを採用している鉄道会社があります。A1067mmは在来線の線路幅、B1372mmは京王電鉄、都営新宿線の線路幅、D1520mmはロシアやフィンランドなどが採用している線路幅です。
【問題5】次のうち鉄道が乗り入れている空港は次のうちどれですか?
A:新潟空港 B:小松空港 C:山口宇部空港 D:宮崎空港
【答え】D:宮崎空港
【解説文】宮崎空港へはJR宮崎空港線が乗り入れます。南宮崎~宮崎空港間は特急列車で約5分です。宮崎~南宮崎~宮崎空港間は特例により乗車券のみで特急列車の普通車自由席に乗車できます。
【問題6】次のうち毎日走っている列車の中でJRにはない種別は次のうちどれですか?
A:急行 B:区間快速 C:特別快速 D:新快速
【答え】A:急行
【解説文】JR各社が運行している定期列車の中で存在しない種別は急行です。旧国鉄時代は全国各地で運行されていましたが、特急や快速の増発などにより消滅しました。臨時列車では運行されることもあります。
【問題7】日本一距離の長い路面電車は次のうちどれですか?
A:長崎電気軌道 B:広島電鉄 C:豊橋鉄道 D:札幌市交通局
【答え】B:広島電鉄
【解説文】広島市内を走る広島電鉄の営業キロは35.1キロとなり、現在も走る路面電車の中で日本一営業距離が長いです。2020年4月現在、系統数は8つもあり、広島市の中心地を元気に走っています。修学旅行などで広島を訪れる際は広島電鉄にも注目してください。
【問題8】かつて日本国内を走っていた寝台列車(ベッドがある列車)のネーミングは次のうちどれですか?
A:ブルートレイン B:イエロートレイン C:レッドトレイン D:グレートレイン
【答え】Aブルートレイン
【解説文】かつて日本国内を走り回っていた寝台列車は青色であったことから「ブルートレイン」と呼ばれていました。10両以上の青い客車を青色もしくは赤色の機関車が引っ張る姿は過去のものとなりました。なお寝台列車「サンライズエクスプレス出雲・瀬戸」は客車ではなく電車です。
問題9:「成田エクスプレス」のネーミングは次のうちどれですか?
1: P'A 2:S'OX 3: L'EX 4:N'EX
【答え】1: N'EX
【解説文】首都圏方面と成田空港を結ぶJR東日本の特急列車「成田エクスプレス」の愛称はN'EXです。上野と成田空港を結ぶ京成電鉄の特急列車の名前は「スカイライナー」ですね。
【問題10】2020年4月現在、京都方面と関西空港を結ぶ特急「はるか」にはってあるキャラクターは次のうちどれですか?
A:ピカチュウ B:ハローキティ C:ルフィ D:チェブラーシカ
【答え】B:ハローキティ
【解説文】京都方面と関西空港を結ぶJR西日本の特急列車「はるか」にはハローキティのラッピングが貼られています。ラッピングのデザインは数パターンあるので、ぜひチェックしてください。
さあ、どれくらい正解しましたか? 友達どうしで問題を出し合うのもいいですね。それでは次のクイズもお楽しみに。
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文・撮影/新田浩之