気づきをアイデアに発展させるメモ

普段の生活でも、思いついたことをすぐに書き留めておけば何かの役に立つはず。昨年放送された『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)では、生配信サイト「SHOWROOM」を立ち上げた前田裕二さんがメモの取り方を教えてくれました。

 

前田さんが実際使っているメモ用ノートには、見開き1ページにびっしりと書き込みが。左右のページを使い分けて、事実と自分の考えを区別しているようです。まず左のページには、「起きたこと」や「耳で聞いたこと」をメモ。その後右のページに、左のメモを見て考えたことを書き出していきます。

 

人間の脳は空いているスペースを埋めたくなる傾向があるため、最初は右側を空けておくことが重要。前田さんは仕事以外でも常にメモを携帯し、寝る前に読み返すことを習慣にしていると語りました。

 

メモを取ることに慣れていない人は、お気に入りのメモ帳やペンを買うことから始めるのがおすすめ。好きな文房具を揃えれば、なにか書きたいという気持ちが自然と沸いてきます。ちなみに前田さんのお気に入りは、ゴッホやピカソも使っていたとされるイタリアのノート「モレスキン」。メモの習慣を身につけるために、まずはメモ帳を探すところから始めてみては?

 

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文/牧野聡子