マスカラを根元から塗って、目元を引き立てる

 

「マスカラを塗るときに、長さを出そうとして毛先にたっぷり塗っていませんか?じつはこれが間違いで、マスカラは根元ほどていねいに塗るもの。 それによってまつ毛全体に適度なカール感が出ますし、アイラインを使わずとも、マスカラの黒さで目のフチがくっきり際立つんです」

(赤松さん)

 

使うマスカラは、ボリュームや長さを出す繊維入りのものではなく〝万能タイプ〟がいいそう。枝毛のようにばさばさになることもなく、まつげの表面を自然にコーティングして、補強してくれます。 色はまつ毛と同じ黒が基本です。それでは、正しい塗りかたを見てみましょう。

 

1.マスカラ液をティッシュオフ 

マスカラのブラシを、しごきながらとり出します。この状態ではまだ液がたっぷりついているので、ティッシュで挟んで押し、芯についた液をとり除きます。ブラシの毛に残った液で塗ると、ムラにならずキレイにつきます。

 

 

2.まつ毛の上側から塗る 

マスカラを回転させるようにして、上まつ毛の上側を薄く塗っていきます。根元にしっかりついて、先端にいくほど薄くなるのが理想的。根元から23度重ねづけします。

 

 

3.まつ毛の下側に塗る 

同じく回転させるようにして、上まつ毛の下側を塗ります。このときも根元からしっかりと。万能タイプのマスカラなら、これだけでまつ毛のほどよいカールが生まれ、1日もちます。なお、下まつ毛を塗る必要はありません。

 

4.コームでとかす

マスカラコームでまつ毛を上からとかします。ムラやダマがなくなり、清潔感のある美しい目もとに仕上がります。