赤ちゃんは「会話」を聞きながら言葉を覚えていく
赤ちゃんは意味を理解していなくても、周囲の会話を耳にしながら、言葉の習得をしていくことが分かっています。 これまで世界では、赤ちゃんの言葉の発達についてさまざまな研究が行われてきました。 数ある研究の結果、1時間の中で赤ちゃんに話しかける語数が多いほど言葉の習得が早く、幼児期の習得語数にも大きな差があることが分かっています。 また、同じ遺伝子を持つ双子の研究によれば、言葉の発達は遺伝ではなく乳幼児期の環境に左右されるとのこと
(※2)。言葉の習得スピードは、もちろん赤ちゃんそれぞれのペースによりますが、生まれたときから、周囲の大人がどれだけ多くの語りかけをしたかによっても大きく変わってくるのです。