毎日さまざまな成長を見せてくれる赤ちゃん。ママにとって赤ちゃんの成長は何よりもうれしいものですね。その反面、他の子よりも発育が遅れていると心配になってしまうもの。 特に言葉の発達は個人差が大きいと分かってはいるものの、なかなか言葉が出てこないことを気にするママも。言葉の発達スピードは赤ちゃんの個性でもありますが、育児環境などに何らかの問題があるケースも少なくありません。 今回は、言葉の出が遅い赤ちゃんの注意点について、詳しく解説します。
赤ちゃんはいつごろ言葉が出るようになる?
厚生労働省が実施した「乳幼児身体発育調査(平成22年度)」によれば、意味のある単語を発するようになる子は、生後10~11か月頃から増え始め、1歳を過ぎる頃には半数以上の子が、何らかの言葉を発するようになるとのこと。 そして、1歳半までにはほとんどの子が言葉を話すようになることが分かりました
(※1)。このように、言葉が出始める時期は「生後10か月頃から1歳半頃」と、個人差が大きいのが特徴です。 言葉の出方に限らず、赤ちゃんの発育は個人差が大きいもの。なかなか言葉が出なくても、まずは焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて見守ってあげましょう。