ひと口に美容クリニックと言っても、大きく「美容皮膚科」と「美容外科」とに分かれます。 美容皮膚科は主にレーザーや薬品を用いた治療、美容外科は針やメスを使った治療が主で、それぞれ患者さんのニーズに合わせた治療を行なっています。 セルフケアでは解消できない肌悩みも、美容クリニックであれば解決策が見つかるかもしれません。美容クリニックできること、そして30代・40代のママに人気のエイジング治療についてお話します。

美容クリニックでできること

 

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美容クリニックと聞くと、糸や針を使った美容整形を思い浮かべがちですが、美しさをつくりだす手段はなにも切ったり縫ったりするだけではありません。 注射や点滴を打ったり、レーザーを照射したり、なかには薬品を塗る施術など、その幅は実に広いもの。 美容クリニックで提供している美容医療は、どれを取ってもご自身でのセルフケアやエステとではレベルが違います。イメージを不等式で表すなら「セルフケア<美容ツール<サロンケア<<美容医療」という感じでしょうか。 美容医療はれっきとした医学ですので、注射の針やメス、効果の認められた医薬品を扱うことができます。多くの美容医療関連学会も盛んに活動を行なっており、毎年最新の知見を発表し合い、研鑽を積んでいます。 美容医療は、医学的な根拠や理論が裏づけられており、きちんとした効果が出るものが多く、また安全性が高いと言えるでしょう。