そもそも女性にくらべ、人づきあいが苦手な男性は多いもの。子どもの学校や習い事に参加した、パパたちの言動が事件を巻き起こし、その被害は果てに子どもにまで及んで…夫の不器用な〝パパ友づきあい〟が起こしたトラブルのお話を聞きました。

 

体育会系パパ同士の「マウント合戦」(まいさん/40歳/販売員)

 

iStock/itakayuki

 

小学校の運動会準備で、PTA役員のママたちとボランティアのパパたちが集合。バリバリの体育会系出身のうちの夫が目に見えて張り切っていると、あるパパが「もしかして、野球部ですか? 僕も野球部なんです、なんか似たものを感じるなーって」と。 夫は目を輝かせながら「そうなんです野球部です、甲子園にも行ったんです!」なんて自慢するもんだから、相手のパパも俄然のっかってきて。甲子園常連校だったものの、惜しくも自分の年は一歩手前で敗退したと話したんです。 すると夫は、そこでありえないひと言「じゃあ、あなたの学年は、足手まといだったんだ(笑)!」。周囲の人たちドン引き、でも相手パパがさらに反論しちゃうものだから、元高校球児のマウントの取り合いはヒートアップして…。 その日はもちろん、それ以来、会うたびにパパたちはずっと険悪です。なんなら子ども同士も仲が良かったのに「うちのパパのほうがすごい!」「違うよ、うちのパパだ!」と喧嘩になってしまったそうです。 大人げないパパたちの言動が、子どもにまで影響してしまいました。「父親という立場を忘れないように」今後はパパ友が顔合わせる機会があるたびに、しつこいくらいく釘を刺そうと思います。