毎年、書店員が推しの作品を選ぶ「マンガ大賞」。今年も大賞が決定し、大いにネット上を騒がせています。一体どのような作品が大賞に輝いたのか、気になる選考結果を見ていきましょう。

今年のマンガ大賞は『ブルーピリオド』に決定!

今年3月に放送された『ZIP!』(日本テレビ系)では、マンガ大賞2020の結果を特集。大賞に輝いた作品は講談社から発売されている『ブルーピリオド』でした。ストーリーも魅力的で、高校生の主人公・矢口八虎が東京藝術大学を目指す青春マンガです。少し難しそうな内容ですが、投票した人からは「専門知識がなくても、読めば心に刺さる熱量あふれる作品」というコメントも。

 

ネット上では同作の読者から喜びの声が続出しています。「ブルーピリオドは私が絵を描き始めるきっかけになった作品。大賞を受賞して嬉しい!」「やっとブルーピリオドが評価されたか…。読んでると心がヒリヒリしてくる作品だよね」といった声が上がりました。

 

ちなみにマンガ大賞の授賞式では、作者の山口つばささんが顔を隠した状態で登壇。自身も東京藝術大学出身だといい、「美術をやってきた経験と周りの友人たちが、今のマンガに活かせている部分かな」と作品ができあがった背景を明かしています。