定期的に掃除をしていても、知らない間にたまってしまいがちなカビやホコリ。上手に掃除できず放置していると、病気の原因になってしまうこともあります。いったいどのようにすれば、菌やホコリをしっかり除去できるのでしょうか。
10分でできる!カビや菌のクリーニング術
以前放送された『健康カプセル! ゲンキの時間』(TBS系)には、「ヘルスケアクリーニング実践会」の松本忠男さんが出演。カビやホコリを綺麗にできる、正しい掃除方法を紹介していました。
例えば結露などによってカビや菌が増殖しやすい窓枠は、500mlの水に家庭用塩素系漂白剤10mlを混ぜた除菌液で掃除。まず手袋をしてから、細く折りたたんだキッチンペーパーを窓枠に埋めます。キッチンペーパーにペットボトルのキャップ3杯分の除菌液を染みこませ、10分後に取り除けば窓枠の汚れがごっそり吸着。事前に洗剤で大きな汚れを取ってから除菌液を使うと、さらに高い効果が期待できるそうです。
ちなみに昭和大学病院の相良博典先生は、カビが原因となる疾患として「過敏性肺炎」をあげていました。それだけでなく発がん物質を作るカビもあり、肝臓がんや肝硬変など重大な疾患につながるケースも。窓枠などのカビは見過ごしてしまうこともありますが、健康のためにもしっかり掃除できるとよいですね。