腰痛予防に効く「2つのインナーマッスル」の鍛え方
腰痛予防で重要視されるのは、「多裂筋
(たれつきん)」と「腹横筋
(ふくおうきん)」です。この2つの筋肉に効果的な鍛え方を紹介します。
「多裂筋」を鍛えよう!
「多裂筋」とは背中側の筋肉で、背骨を安定させる働きがあります。
- 1.四つ這い位となり、右手と左足を写真のように真っ直ぐと伸ばします。このとき、体と手足がまっすぐ伸びるようにしましょう。
- 2.この状態を10~20秒キープします。
- 3.これを5~10回繰り返します。
- ※お腹を凹ませるように意識するとより効果的です。
「腹横筋」を鍛えよう!
「腹横筋」とはお腹の奥にある筋肉で、背骨や体幹を安定させる働きがあります。
1.膝を曲げて仰向けに寝ます。
2.お腹を凹ませた状態で10~20秒ほど姿勢をキープします。
3.これを5~10回繰り返します。
※きつくなった古いズボンを履くようなイメージで行うと良いでしょう。
インナーマッスルを鍛えて背骨が安定することによって、腰への負担が軽減し、腰痛予防が期待できます。ぜひ試してみてください。
(※1)平成30年 国民生活基礎調査(平成28年)の結果から グラフでみる世帯状況「性・年齢階級別にみた症状別自覚症状のある者(有訴者)率(人口千対)の順位」
(※2)厚生労働省「腰痛対策」
文:rana