サクサクの衣とジューシーな味わいがたまらない“トンカツ”。豚肉に衣をつけて揚げるだけのメニューですが、実際に作るとなると難しいですよね。今年2月に放送された『くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越館』(テレビ朝日系)では、トンカツの美味しい作り方を紹介していました。

 

身近な食材で豚肉をやわらかくする方法とは?

多くの人がトンカツを揚げた際に縮まぬよう、豚肉に包丁で切れ目を入れていますよね。しかし入れる場所を間違えると意味がなくなってしまうので、しっかりとポイントをおさえるのが大切。番組には豚肉料理専門店「T,dining」の中井秀宜さんが登場し、トンカツをワンランクアップさせる方法を伝授しました。豚肉に切れ目を入れる時は、脂身と赤身の間にある“筋繊維”に入れましょう。切れ目は4~5カ所だけに入れて、旨味を逃がさないようにします。

 

ここまでは一般的にも知られている方法ですが、中井さんは安い豚肉を“やわらかくする方法”も披露してくれました。やり方は豚肉の上にマイタケを乗せ、冷蔵庫で2~3時間ほど置いておくだけ。マイタケにはたんぱく質を分解する“プロテアーゼ”が多く含まれているため、豚肉に乗せておくと肉がやわらかな食感になるそうです。

 

番組を見た視聴者からは、「切れ目を入れてはいたけど、入れすぎで旨味が逃げるとは思わなかった。今度作るときは4カ所くらいだけ入れてみる」「マイタケで豚肉をやわらかくできるなんて…」といった驚きの声が上がっていました。