豆苗といえば味が馴染みやすく、100円前後で手に入る使い勝手のいい野菜。栽培すれば再収穫できるのも魅力の1つです。そんな豆苗をより活用するためにも、今回は様々なアレンジレシピを見ていきましょう。

 

豆苗の必須テクニックを身につけよう!

今年2月に放送された『あさイチ』(NHK)では、高コスパ食材の豆苗について特集していました。最初に登場したメニューは「豆苗のガーリック炒め」。炒め時間の短縮方法をはじめ、豆苗調理に必要なテクニックが満載のレシピをご紹介します。

 

まずはひとつまみの塩と片栗粉を、中華スープ大さじ1と混ぜて“合わせ調味料”を作ります。フライパンで水600mlを沸騰させ、サラダ油小さじ1と塩小さじ1を加えます。沸騰したら水へ豆苗200gを投入し、10秒ほどゆでましょう。番組では「10秒間ゆでること」が、炒め時間を短縮するためのカギと説明していました。

 

続いてゆでた豆苗をザルにあけて水けをきり、キッチンペーパーで水分を拭いてください。フライパンにサラダ油大さじ1を敷き、刻んだにんにく1/2かけを香りが出るまで炒めます。仕上げに豆苗と合わせ調味料を加えて、15秒ほど炒めればできあがり。

 

実は豆苗をくぐらせる湯に、塩とサラダ油を入れたのには“ある理由”が。塩は豆苗の緑色を鮮やかにし、サラダ油には豆苗の表面をコーティングして旨味を閉じ込める効果があります。このテクニックを使えば、様々な豆苗料理を美味しく仕上げられそうですね。