沖縄県発祥の「タコライス」は、メキシコ風アメリカ料理「タコス」の具材をごはんの上にのせて食べる料理です。野菜もタンパク質もたっぷりとれてヘルシー、しかも美味しいので、おうちごはんとしておすすめです。
本来は牛ひき肉にチリペッパーなどのスパイスを加えたタコミートを使いますが、今回は子どもでも食べやすいようにカレー粉とウスターソースで味つけをしました。
そこに、シャキシャキのレタス、クリーミーなアボカド、酸味の効いたトマト…をトッピング。フレッシュな味わいが食欲をそそります。
ホットプレートで作るからこそチーズも溶けて、ごはんも熱々。目玉焼きを豪快に崩しながら、全体を混ぜながら召し上がってください!
ホットプレートで!タコライスの作り方
【材料(2人分)】
ごはん…400g 合びき肉…150g
玉ねぎ…1/2個 にんにく…1片 レタス…2枚 トマト…1/2個 アボカド…1/2個 卵…2個 ピザ用チーズ…適量 A|ケチャップ…大さじ1
|ウスターソース…大さじ1
|カレー粉…小さじ½
バター…10g
【作り方】
1.玉ねぎとにんにくはみじん切りにする。レタスは3cm長さ1cm幅に切り、トマトとアボカドは1cm角に切る。 2.ホットプレートにバターを入れて高温にし、バターが溶けてきたらにんにくを加えて炒める。にんにくの香りが立ってきたら玉ねぎを加えて炒め、玉ねぎが透き通ってきたら、ひき肉を加えて焼き付けるようにして炒める。ひき肉に焼き色がついてきたら混ぜ合わせたAを加えて炒め、全体が炒まったらプレートの中央に寄せる。 3.ひき肉の2箇所にくぼみを作り、卵を割り入れて蓋をして5分蒸し焼きにする。 4.ホットプレートを低温にし、2等分にしたごはんをホットプレートの両端に広げる。ごはんの上にレタス、アボカド、トマトをのせ、チーズをちらす。全体を混ぜながらいただく。
PROFILE 田頭志保(たがしら・しほ)
フードコーディネーター・フォトグラファー。大学卒業後、新聞社にてカメラマンとして勤務。その後、料理と写真のテクニック、それに携わるフードコーディネーターの仕事に惹かれ、専門学校にて学ぶ。テレビや雑誌で現場技術を取得する傍ら、ロンドン〜中東での料理研究、写真活動を経て、現在フォトグラファー、フードコーディネーターとして活躍中。
取材・文/田川志乃 撮影/菅井淳子