自然妊娠できる可能性は歳とともに低下する

 

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二人目不妊の原因はさまざまですが、近年二人目不妊に悩む方が増えている背景のひとつに「晩産化」の影響があると考えられます。 厚生労働省による人口動態統計によれば、第一子出産平均年齢は年々上昇し、2015年には30歳を超えたとのこと。さらに、第二子の平均出産年齢は2017年には32.6歳に上っています

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(引用:日本生殖医学会「女性の加齢は不妊症にどんな影響を与えるのですか?」)

 

一方、女性が自然妊娠できる可能性は、年齢を重ねるごとに徐々に低下していきます。原因としては、年齢を重ねることによる卵子の老化、ホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。 一人目を順調に授かったとしても、年齢が上がればなかなか次の妊娠ができなくなることは珍しくないのです。 その他、出産による子宮のダメージ、産後のセックスレス、生活習慣の乱れなども二人目不妊の原因となります。育児や家事で慌ただしいなか、睡眠不足や食事の偏りなど生活が乱れがちになる方も少なくありません。 このような生活の乱れは、性周期の乱れにもつながります。二人目を希望する場合は、まず生活習慣を整えることから始めましょう。

 

 

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