“災害対策が不十分”という人は多い…

災害は思いがけないタイミングで訪れるもの。そのため事前に食料などを備蓄したり、避難袋を作っておくと安心です。ホームセンターを展開しているDCMホールディングス株式会社は、昨年2月に“防災についてのアンケート”結果を公開。2018年自然災害被災者を対象に、「被災前に自宅で災害対策グッズを用意していましたか?」と質問しています。

 

すると“用意していて十分役に立った”という人は、わずか9%にとどまることが判明。「用意していなかった」と「『用意しないといけない』と思っていたが用意していなかった」の割合は合計で49%でした。ちなみに残りの42%は「用意していたが、不十分だった」との回答が占めています。ほとんどの人が災害対策グッズを十分に準備していない様子。

 

また同調査では「発災後の3日間で『あってよかったもの』『なくて困ったもの』、災害を経験し『これは絶対用意すべきと感じたもの』」についてもリサーチしていました。最も多くあげられたのは、意外にも84%を占めた「モバイルバッテリー」です。2位に51%でランクインした「水」「電池」を大きく引き離す結果に。そのほか、「無水シャンプー(35%)」「身体拭きシート(31%)」といった回答も寄せられています。

 

いつ起きるのか想像できないからこそ、普段から災害に備えておくことが大切。身近なものに意外な使い道があるかもしれないので、災害時のライフハックを探ってみてはいかがでしょうか?

 

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文/河井奈津

参照/DCMホールディングス株式会社「2018年自然災害被災者に聞いた、防災についてのアンケート」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000022024.html