ただでさえ微妙な「嫁姑関係」ですが、味方になってくれるべき夫がその関係を悪化させてしまうことも。そう、彼らは嫁姑の間のデリケートな空気なんか、ぜーんぜん読んではくれないんです。夫の姓で悪化した姑との仲に、途方に暮れる妻に話を聞きました。

 

言い方ってもんがあるでしょう!(あけみさん/38歳/イラストレーター)

 

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長女を出産後、初孫ということもあり姑は大変喜んでいました。すごくありがたいのですが、私は初産ということもあり体も心もボロボロ。正直、毎日姑が病室に来るのはキツイな…と思っていました。 そこで旦那に「申し訳ないけど、お義母さんに『産後で疲れているから、あまり病室にこないでほしい』と頼んで」と言ったんです。 次の日から姑は来なくなったのですが、それと同時にLINEや電話も一切こなくなりました。あまりの沈黙に不安になった私は、帰宅した旦那に「お義母さんにどんな風に伝えたの?」と聞いてみました。 すると「あけみが来ないでって言ってるから、来ないでほしい」と…いやいや、何でその伝え方? すぐに姑に電話し「出産後で疲れているから」という意味だったこと、夫経由ではなく自分で伝えるべきだったと謝罪しました。 誤解が解けたことで、無事に和解することができましたが、一度できた溝はそう簡単に埋まることはありません。それ以来、気まずい空気が流れています。