「浮気ぐせは治らない」と言われることがありますが、なかには「もう絶対に、不倫はしません」と言い切る男性も。どうしてそう言い切れる? その心境に至った経緯は? 当の夫たちに詳しいお話をうかがいました。

 

 

不倫相手の嫉妬に手を焼いた(健司さん/42歳/営業職)

 

iStock.com/ Nattakorn Maneerat ※画像はモデルを起用したイメージです

 

妻が長男を妊娠している頃から、不倫していました。相手は取引先の独身女性。関係は2年ほど続きましたが、自身の転勤を機に関係を終わらせることになりました。 彼女とのことは妻にバレてはいない…と思います。振り返ってみると、不倫相手は嫉妬深く、突発的な行動にヒヤヒヤさせられることも多々ありました。 例えば家族の用事を理由に誘いを断ると、その当日は嵐のように、しつこく電話とLINEがきました。 何度か別れ話をしたことがありましたが、そのたびに「会社に言いつける」「奥さんにバラす」と、脅しともとれる発言が怖かったんです。 そんな彼女との関係は、僕の転勤が決まったと同時にあっさりと終わりを迎えました。 いまは新しい赴任先に、奥さんと子どもがついてきてくれたのですが、奥さんとの安定した関係や、夫婦に漂う穏やかな空気感が心地よいと感じています。