芸能界随一の食通として名を馳せる、アンジャッシュ・渡部建さん。高級料理はもちろんのこと、庶民派グルメまでも幅広くカバーしています。今回は渡部さんが紹介してくれた様々な地域のグルメを見ていきましょう。

 

幅15mmの極太麺で味わう「油そば」

今年1月に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)では、渡部さんが1000円以下でリーズナブルなグルメをピックアップ。全国津々浦々の隠れた名店を、惜しげもなく紹介してくれました。

 

はじめに登場したのは秋田県秋田市に店を構える「ラーメンショップチャイナタウン」。客の8割が注文するほど人気な「みそチャンポン」は、秋田のソウルフードとしても知られています。アツアツのスープでも伸びにくい極太麺と、11種類の具材から出た旨味が特徴。また餡は秋田味噌を使用しており、毎日1時間半かけて調合しているそうです。

 

次は秋田県から一気に離れて、鹿児島県鹿児島市のラーメン店「功夫」へ。同店で渡部さんがイチ推ししていたのは「油そば」でした。他店の油そばと違う点は、幅が15mmもある極太平打ち麺です。その美味しさは昨年に開店したばかりにもかかわらず、名だたる料理人が「東京なら3000円は取れる!」と絶賛するほど。渡部さんは同メニューについて「東京の油そばって油に絡めてジャンクに食べるイメージ」と前置きし、「一辺倒な味じゃないんですよね。複雑に計算されたようなスパイスの味」とコメントしています。