「食物アレルギーに対する悩み」を相談する形で
食物アレルギーは「食べさせたら治る」というものではなく、医師の指導のもと治療を行う必要があり、勝手な判断で食べさせたらダメだということをきちんと伝える必要があります。 とはいえ、厳しい口調で祖父母に伝えると反感を買うことも考えられます。まずは「ママがお子さんの食物アレルギーに悩んでいることを相談する」ことからはじめてみてはいかがでしょうか？ 祖父母たちも頼られると嬉しいものです。そして話のなかでは、こんなフレーズをさりげなく入れてみてください。 「医師からこういった指導を受けた」
「〇〇ちゃんはアレルギーでこういった症状が出たから、注意しないといけないと聞いた」 など、医師やママ友からから指導やアドバイスを受けた内容として伝えると、角が立たなくてよいと思います。 そのうえで食物アレルギーの怖さを伝え、正しい情報を伝えること。そして、一緒に食物アレルギーについて考えてもらうことが大切なのではないでしょうか。
（※1）リウマチ・アレルギー対策委員会報告書（平成23年）
参考 :食物アレルギーの診療の手引き2017
文：くまこ
