長期保存が可能なシロップ薬もある?

 

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菌の繁殖が起こりやすいことから、処方期間のみの使用を推奨しているシロップ薬。ただし、長期保存ができるものもあります。

 

●発熱時や発作時など、「症状が出た時」だけ飲む薬。これらには基本的に、薬局でシロップ薬を作る際に、水や単シロップを混ぜません。そのため菌の繁殖は起こりにくいとされています。 <例>解熱剤「カロナールシロップ」、ステロイド「リンデロンシロップ」

 

●貧血など、長期間飲む必要がある薬も、水や単シロップを混ぜずに処方されるのが一般的なので、「7日間の制限」はありません。 <例>鉄剤「インクレミンシロップ」

 

もしもお子さんがもらったシロップ薬について、使用期限が心配な場合には、薬を受け取った薬局の薬剤師に確認してみてくださいね。