夫の不倫は、一度目だってもちろん許されるものではありませんが、同じ相手と復縁していたとなれば、その怒りと屈辱感は察するに余りあるもの。怒りと悲しみが渦巻くなか、妻たちはどのような行動をとったのか? 実際の体験者に聞いてみました。
探偵と弁護士に依頼して(ゆいこさん/40歳/営業職)
復縁が発覚したきっかけは、不倫相手と連絡を取るための「セカンドスマホ」を見つけたことでした。 最初の不倫を見破ったきっかけは、旦那の携帯代がありえないくらい高かったから。復縁するときに、この失敗を繰り返さないよう不倫相手専用のスマホを準備したんだと思います。 「もう私の力だけでどうにもできない」と思い、探偵に依頼して不倫の証拠を集めました。そして弁護士の指示のもと、不倫相手の実家へ内容証明を送付し、不倫を辞めるよう忠告したんです。 これだけすれば関係も終わるだろうと思ったのですが、不倫相手からは音信不通。旦那も私がしたことを知っているはずなのに、何も言いません。ついに弁護士立ち合いの元、不倫相手と旦那を呼び出して話し合いを行いました。 旦那は結局「もう二度としない。誓うから」と、復縁を頼み込んできましたが、その言葉に不倫相手の女性が逆上。「プライベートに口出ししないでくれませんか?」と私に怒ってきたんです。 人の家庭をめちゃくちゃにしておいて悪びれる様子のない女性にも、そんな女性と復縁までした旦那にも、ウンザリして目がさめました。(この先、この二人と関わっていたくない)そう思い、離婚を決意しました。