レシートは捨てずに持っておくべき!?

食費がかさむ原因の1つとして、「食品を使い切れずに余らせてしまう…」といった悩みの声も。食品ロスを出さないため、料理の達人である足立洋子さんが“食費を浮かすための調理アイデア”を教えてくれました。

 

「お金を貯めるということは、買った物を使い切るということです」と説明する足立さん。まずは冷蔵庫に箱を1つ置いて、“使う予定がない食材”をその箱に入れるようにします。箱の中身がいっぱいになったら、「在庫一掃デー」としてすべて活用するだけ。食材は“お好み焼きの具材”や“鍋の具材”など様々な方法で消費できますが、今回は「手巻き寿司」に挑戦。

 

各具材を巻きやすい大きさにカットし、生で食べられないものは火を通して味つけしてください。味つけの際は、余っているタレや調味料などを使いましょう。それでも手巻き寿司の具材にならなそうな食品は、“スープの具材”にすればOK。鶏ガラだしと水溶き片栗粉を加えれば、優しい味わいを堪能できます。

 

3人目の達人には家計のプロ・飯村久美さんが出演し、買い物時の無駄遣いを省く「アンダーライン作戦」を紹介。買い物をした時のレシートを用意して、使い切れず無駄にした食材に“オレンジマーカー”を引いていきます。もし衝動的に買った食材がある場合には、“ピンクマーカー”をつけて色別に分けましょう。1カ月分のレシートに印をつけたら、色がついた食品の値段を算出。“無駄に買ってしまった食品”がいくら分かを把握できるため、買い物時の行動を見直せるかもしれません。