「等身大の役を演じてみたい」と教えてくれたりさお姉さん

 

—— 今回の『映画 おかあさんといっしょ』の撮影で印象的だったことは?

 

上原さん 

今回はすりかえかめんとすりかえお嬢もアニメで登場するシーンがあるのですが、自分の動きではなく、アニメの動きに合わせて声をあてることに難しさを感じました。なんとかうまくいきましたが、改めて声優さんってすごいと思いました。アニメが大好きなので、こういう経験ができたのはすごくうれしいです。またいつか、やってみたいという気持ちが芽生えました。1回経験すると、欲が出ちゃいますね(笑)

 

—— 演じることにももっと興味が出たりしましたか?

 

上原さん 

落ち着いた等身大の役をやってみたいです。これまでに「おかあさんといっしょ」ファミリーコンサートの中で、お姫様やカッパの役は経験済みです。ムシバイキンも楽しかったですね。でも、どれもナチュラルな役はないので、次回はぜひ人間の役に挑戦したいです。

 

—— 『映画 おかあさんといっしょ』をどのように楽しんでほしいですか?

 

上原さん 

賀来賢人さん演じる“いれかえマン”が登場するシーンは必見です。大人がグッとくるシーンになっているので、パパやママにこそ響くのではないでしょうか。子どもの成長過程で必ず通る道、そうやって大きくなっていくんだよなと、お姉さんとしても感じるものもありました。会場のみんなへの呼びかけが詰まった映画です。

 

映画館では静かに観なくちゃいけないというイメージが強いですが、この映画は声を出してなんぼ、歌ってなんぼ、踊ってなんぼという映画なので(笑) 恥ずかしがらずに楽しんでください。もちろん、パパもママも隣で子どもたちを見ているだけでなく、一緒に声を出して楽しんでください。ストレスの発散にもなりますよ。