東京都港区が、職場や学校で制服などを自由に選択できるよう「港区男女平等参画条例」を改正する方針を固めたことが明らかに。この取り組みがネット上で、「1日も早くこの条例が全国でもスタンダードになってほしい!」と大きな注目を集めています。

性別に関係なく制服が選べるように!

「港区男女平等参画条例」の改正は、心と体の性が一致しないトランスジェンダーなど性的少数者(LGBT)の性表現の自由を保証するために実施。港区民と区内のビジネスパーソンや学生が対象で、自分が望む制服や化粧などを性別に関係なく選べるようになります。港区は2月に開催予定の定例会で議案を提出し、4月1日からの施行を目指しているとのこと。

 

LGBTの自己表現の自由を条例で保障するのは全国初ということで、SNS上からは「LGBTだけではなく、全ての人にとって画期的な条例になり得るんじゃないかな。私は全面肯定します」「多様性の受容に対する取り組みはとても良い。条例化されるのは画期的なことだと思う!」といった声が上がっています。

 

今回の取り組みに、品川区議会議員の松本ときひろさんは「条例レベルでどう校則を変えるのかなと思いましたが、なるほど『港区男女平等参画条例』の方を改正するのですね。これは参考にさせていただきたいです」とツイート。

 

また衆議院議員の宮本徹さんも、「画期的。全国に広がれ」とつぶやいていました。制服の自由化は、これから全国的なものになるかもしれませんね。