動画配信サービスもスマホ利用長時間化の一因に
空き時間や就寝前など、手持ち無沙汰なとき手に取ってしまいがちな携帯電話。スマートフォンの利用者拡大はインターネットサービスの増加につながり、SNSも大きな発展を遂げています。一方でスマホの長時間利用は記憶力低下や睡眠不足など、健康被害をもたらすことが。そこでベースメントアップス株式会社は昨年、「スマホの利用時間についての調査」を実施しました。
社会人155名を対象に「1日のスマホの利用時間はどのくらいですか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「5時間以上(48%)」。なんと全体で約半数の社会人がスマホに依存していることが分かったのです。
続いて「3~5時間(28%)」「1~3時間(17%)」という順になっていて、スマホ利用の“長時間化”が浮き彫りに。調査報告では原因のひとつとして、動画配信サービスの登場により映画・テレビなどがスマホで簡単に視聴できるようになったことを挙げています。また報告には“1日1時間以内であれば適切な利用範囲”とあるものの、アンケートで「1時間以内」と答えた人はわずか7%にとどまりました。
情報化社会とはいえ、貴重な時間が無為に過ぎてしまってはもったいない話。「ずっとスマホを見ている」と感じたら手の届かない所に置いたり、思い切って電源をオフにしてみては?
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文/長谷部ひとみ
参照/ベースメントアップス株式会社「スマホの利用時間についての調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000045126.html