「お手伝いさん要員」で帰省ブルー(沙由梨さん/35歳/飲食店勤務)
長男と結婚したことを後悔するのは、義実家に帰省するとき。〝長男の嫁〟である私は、決まってお手伝い要員です。 義実家に着くなり買い物に始まり、料理や配膳など、あれこれと用事を言いつけられるんです。 姑も〝長男の嫁〟として苦労したせいか「私の時代はもっと大変だった」「長男の嫁なんだからこれくらい当然」と遠慮なく仕事を言いつけてきます。 年に数回あるかないかなのでおとなしく我慢していますが、それでものんびりテレビを見て笑っている弟嫁たちを見ると、イライラします。 〝長男の嫁〟ってこんな不公平に耐えなきゃならないんですかね?
文:白藤やよ