不快に感じる人は7割以上!

写真や動画を無断でSNSに投稿される行為を、ハラスメントの一種「フォトハラスメント」として見る人もいるようです。では実際に、身勝手なアップをフォトハラスメントだと思う人はどれほどいるのでしょうか? 日本法規情報株式会社では以前、「フォトハラスメントに関するアンケート調査」を実施。759名の男女に、“仲の良い友人や職場の人が許可なくSNSに写真をアップする行為はフォトハラスメントかどうか”を質問しました。

 

結果を見ていくと、76%の人が「フォトハラスメントである」と回答。多くの人たちが“無許可の投稿”を不快に感じていることがわかります。また“フォトハラスメントだと思う理由”についてたずねると、最も多かったのは「プライバシーの侵害に値するから」の47%でした。他にも、「写真を悪用されるかもしれないから(28%)」「どんな写真が投稿されているか不安を抱くから(18%)」がランクイン。自身の写真を不特定多数の人たちに見られることに対して、危険性や不安感を抱く人は少なくありません。

 

同調査では“無断で写真が投稿された場合、危険だと思うものは何か?”をリサーチ。「身元が特定されてしまう」と答えた人は46%にのぼり、約半数近くの人たちが“個人情報の流出”を恐れていました。

 

SNSに写真や動画を投稿する際は、不快に感じる人が出ないように気をつけていきたいですね。

 

文/河井奈津

参照/日本法規情報株式会社「フォトハラスメントに関するアンケート調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000154.000006827.html