「特定の人が鍋を取り分ける」パターンは少ない…
様々なマナーが存在する鍋料理。家庭や地域によって“正しい作法”は分かれるようですが、鍋料理のイメージも男女によって大きく分かれています。商品のデータベースなどを取り扱う株式会社プラネットは、以前「鍋料理に関する意識調査」の結果を公開していました。
「鍋料理を食べたいと思うのはどんなときですか」とたずねると、男女共に最も多く寄せられたのは83.1%で「寒いとき(温まりたいとき)」という回答。しかし男女の差が開いた回答を見ていくと、「野菜をたくさん食べたいとき」では女性が53.4%で男性が35.2%でした。男性が女性を上回ったのは「気のおけない友人と集まるとき」で、女性が10.8%なのに対して男性は14.3%の支持を集めています。
また“鍋を食べるとき、誰が取り分けることが多いですか”と質問。鍋マナーの話題でも触れられていましたが、実際のところは「各自が、自分の分を取り分ける(73.2%)」という人が多数派です。次いで「特定の人ではなく、皆が交代で取り分ける(12.9%)」が多く、誰かが率先して取り分けるパターンは少ない結果に。
鍋の取り分け方など、気を利かせたつもりが裏目に出ることもある鍋料理。皆が不快な思いをすることなく、鍋料理を食べられるといいですね。
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文/牧野聡子
参照/株式会社プラネット「鍋料理に関する意識調査」https://www.planet-van.co.jp/shiru/from_planet/vol97.html