「完璧主義」な人は自分に自信があるように思えますが、実は誰よりも「自信がない」からだということをご存知でしょうか? 完璧でないと愛されない、完璧でないと評価されない…そんな思い込みから、自分を追い込んでしまいがちなのです。「完璧主義」の夫をもつ妻の悩みに、心理士が答えます。
Q.「失点1」が許せない旦那に疲れています
私から見れば十分「完璧」に見える旦那ですが、「ありがとう」や「すごいね」と伝えると、必ず自分へのダメ出しが始まります。
99点の成果を出していても、旦那が見ているのはいつも「1点の失点」部分。そんな旦那なので、私の成果も心から褒めてくれません。 旦那はきっと何をしても「達成感」はないんだろうと思います。正直、見ているこちらが疲れてしまいました。(弥生さん/32歳/銀行員)
A.心理士からのコメント
自分に対して「マルをあげられない人」は、周りの人がたくさんマルをあげ続けて、認めてあげることが必要です。
恐らくご主人はこれまでの人生で、周りからあまりマルをもらえていないため、自分にも他人にもあげられない状態です。
すぐには信じてもらえないと思いますが、根気よくマルをあげ続けているとそのうち「そうなのかな?」と感じてくれるはずです。