デリケートゾーンは「ボディ用洗剤」洗う

 

皮膚でできた外陰部と、粘膜でできた膣とでは、扱いかたも当然異なります。

 

関口先生によると「皮膚については、人体のなかでいちばん丈夫なのが顔なんですね。

次に丈夫なのが外陰部で、いちばんデリケートなのが、手足やボディなどの全身の皮膚。

たいていの女性は、体より顔のほうがデリケートだと思ってるけど、実は逆なんです」

 

洗浄剤もそれに対応して、フェイス用よりボディ用のほうが低刺激につくられていることが多いのだそう。 つまり外陰部に使う洗浄剤は、ボディ用を使っていればOK。 最近ではデリケートゾーン用の洗浄剤もありますが、特別なトラブルがなければ、専用のものでなくてもいいんです。 泡立てた洗浄剤を指につけ、まず外陰部全体をやさしく洗います。腟口の入口

(指を入れたときの第二関節まで)のあたりも、サッと洗うといいでしょう。

 

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