一般的に「目の奥の痛み」は疲れ目のサインですが、症状が長引いたりひどくなったりするときは〝思わぬ病気〟が背景にあることも少なくありません。「たかが目の疲れ」と放置せず、早めの受診と対処が必要な〝3つの原因〟について解説します。
1.ストレスや疲れによる「眼精疲労」
疲れやストレスは様々な病気の引き金になることが分かっていますが、そのひとつに「眼精疲労」があります。 眼精疲労とは、目や目の奥の痛み、かすみ、充血などの目の症状とともに、頭痛や肩こり、吐き気などの全身症状を伴う病気のこと。 長時間のパソコン作業など、多くは目を使い過ぎることによって発症しますが、ストレスや疲れも大きな原因のひとつと考えられており、育児中に発症する人も少なくありません。 眼精疲労には確立した治療法がなく、一度発症すると治療が難しくなるケースも多いとされています。症状が長引いているときは、できるだけ早く眼科に相談しましょう。