時代と共に変わっていく女性の働き方。一昔前までは「男は仕事、女は家庭」なんていわれていましたが、今では“共働き夫婦”の方が多いように感じますよね。実際に厚生労働省の調査報告によると、結婚後も働く女性は8割以上を占めるそうです。
寿退社する女性は2割にも満たない!?
話題の渦中にあるのは、厚生労働省が11月27日に発表した「21世紀成年者縦断調査」。同調査は平成24年から毎年行われており、今回の調査でじつに7回目の実施となります。
まずは第1回調査時に独身で、現在既婚者である男女に“就業状況”をヒアリング。結婚前も後も「仕事をしている」と回答した人は、男性が99.3%、女性が81.4%を占めていました。ちなみに「結婚後に仕事を辞めた」人の割合は、男性が0.2%、女性は18.1%と両者とも少数派のよう。
続いて結婚後も「仕事をしている」と回答した人を対象に、“結婚後の就業形態”を質問しました。男女ともに最も回答数が多かったのは、「正規の職員・従業員」。しかしその割合を見てみると、男性が8割以上なのに対して女性は57.6%という結果に。「正規の職員・従業員」が最多といっても、男女間でかなり差があるようですね。