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近年、若い女性を中心に梅毒(ばいどく)患者が急増し、社会問題となっています。 発症してもいったんは自然に症状が落ち着き、気づかぬ間に進行するのが特徴の病気。そのため、感染に気づかない方も多いとされています。

若い女性の梅毒発症が増えている

現在では有効な治療法が確立しており、梅毒で命を落とす人はまずいません。また患者数も、年間1000人以下を推移していました。 しかし2015年以降は急激に増加しており、ここ2年ほどでは3500人近くの発症者が報告されています。

 

しかも梅毒は発症しても気づかないケースも多いため、実際にはもっと多くの患者がいると考えられているとのことです。 特に20~30代の女性の発症者が増えていることが問題となっています(※1)

 

引用:東京都感染症予防センター(梅毒年別報告数推移)